株式会社マーマー様【シズル感のある映像撮影に協働ロボットを活用｜ロボットレンタル事例】

ロボットを活用してみようと思ったきっかけは何でしょうか。

蓑輪氏：シズル感のある撮影をしたいと考えWEB検索していたときにユニバーサルロボットを見つけたことです。このロボットアームにカメラを持たせたら、モーションコントロールカメラの様に使えるのではと思い、レンタルしてみました。

実際にロボットで撮影してみていかがでしたか？

蓑輪氏：最初は、カメラの重量にロボットが耐えられるのか？ケーブルをうまく這わす事が出来るのか？などの心配がありましたが、実際に試してみたら問題なく撮影できました。 細かく見ると、モーションカメラと比較して微妙な映像のズレはありましたが、それは編集で解決することが出来ました。

ロボット操作についてはいかがでしたか？

蓑輪氏：事前にネットで調べた通り、簡単に行えました。例えば、カメラアングルを決める時は、カメラマンが手でアームを動かしてアングルを決められて、プログラミングも必要ありませんでした。考え方がシンプルで分かりやすく、映像関係の編集もノード編集が一般的なので、この業界の方なら誰でも操作できると思います。

今後、ロボットを活用した撮影システムの事業化の可能性はございますか。

蓑輪氏：食べ物などのシズル感の撮影には向いていますが、ロボットアームのサイズ感からしてテーブルサイズくらいのものに絞られると思います。そもそも協働ロボットを活用したシズル感の撮影自体が、業界の方は思いつかないでしょう。 それに、モーションコントロールカメラのレンタルの相場が1日100万円程度（技術者込）と言われているのであきらめている方も多いです。そういう意味では、アピール次第では可能性はあると思います。

弊社の対応についてご意見をお聞かせください。

蓑輪氏：ロボットレンタルが１日からできるのは助かりました。関係者に話したら、イベントなどでも使えるねと興味を示す人もいました。